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代々木公園のケヤキ並木で「FOOTBALL PARK SHIBUYA 2023」ボールひとつで#アソビタオセが11月23日の祝日に開催された。
大人から子供まで、朝から晩まで、3×3FOOTBALLをとことん#アソビタオセという、3×3史上過去最大のイベントが渋谷区の協力によって開催された。
3×3FOOTBALLとは、スモールフィールドで繰り広げられるGKなしの3人制のミニサッカーだ。3分間で2点先取したら即勝利。3分終了時点でリードしていたチームが勝ち残り。引き分けは両チームとも入れ替わりとなる、勝ち残りで勝利数を競う大会。
朝9時「BATTLE U-10」からスタート。大人顔負けのテクニックで14ポイントを獲得した「レスア」が優勝。優勝チームはゲストのフットサルYouTuber「あしざるFC」と対戦。あしざるFCがしっかり得点を重ね、おなじみの「バモス!」のポーズで会場を盛り上げた。
その後も朝から大盛況となったFOOTBALL PARK SHIBUYAは、無料でボールが蹴れるFREE BATTLE FIELDの「不二家 チョコまみれコート」と「PAZR コート」で大人と子どもがバトルするなど、「ボールひとつで#アソビタオセ」の言葉通り、笑顔の絶えない時間が続いた。
続く「BATTLE U-12」は、発起人の一人でもあるお笑い芸人のタカアンドトシのトシもMCとして参加。自身はプレーをいない「見る専」だが、息子がプレーヤーで参加。キレのあるツッコミだけでなく、パパの一面も見せてくれた。そのトシの息子の「きのこ」は惜しくも3位。大会を圧倒したのは、いつもスペシャルチームで参加するカトテクのスクール生。先生に負けず劣らずのバトルで18ポイント獲得した、「加藤さんA」が優勝を勝ち取った。こちらも優勝チームがスペシャルチームと対戦。カトテク、3×3おなじみの鍋田康洋、元Jリーガーの阿部翔平(現渋谷シティ)と戦う、まさかの子弟対決。きっちり先生が力の差を見せつけてスペシャルチームが勝利。
午後ももちろん#アソビタオセ! まずは「BATTLE ENJOY」。YouTuberや芸人さんが参加するなどで、笑いあり、テクニックありと、まさに3×3の「BATTLEを ENJOY」した。8ポイント獲得した、「FC promise」が優勝し、スペシャルチームと対戦。次の相手は元Jリーガーチーム。玉田圭司、那須大輔、森崎浩司、藤本淳吾、阿部翔平という日本代表経験者もいる豪華メンバーと対戦。引退してもなお、強さとうまさは衰え知らずで、元Jリーガーチームがきっちりと勝利した。
最後はいつも行われている「BATTLE OPEN」のカテゴリー。オープニングでは「RANDMARKG」が生でバンド演奏し、会場のボールテージもマックス!
参加チームは13。90分間のバトルタイムで、一番勝ったチームが優勝というシンプルな戦いだ。3×3FOOTBALL2023シーズンの優勝チームもいくつか出場。フットボール界隈では名の知れた選手も何人も参加するなど、賞金10万円をかけたバトルはいつも以上に激しさを増した。
後半には「ZONe ENERGY BATTLE FIELD」の名のもとに、試合前にZONe ENERGYでチャージしたチームはその試合で勝利すると「2ポイント」獲得できるビックチャレンジもあり、優勝争いも激しさを増す。
結果3位は7ポイントの「ハイパーチーム」。2位は8ポイントの「ONEGRAM」。そして優勝したのは、これまで2度優勝経験を持ち、今大会でも無類の強さを見せつめた「ぶすーず」が16ポイントで圧勝し、賞金10万円を獲得。
今回はこれで終わらず、スペシャルチームと3度戦うボーナスチャレンジが待っている、勝てば1勝=10万円。すなわち全部勝利すると「総額40万円」と破格の値段のチャレンジゲームが行われた。
まずは、「3×3スペシャル」。カトテク、鍋田、阿部。こちら3分間、互いに1歩も譲らず、スコアレスドローに終わり10万円獲得ならず。
続いては「元フットサル日本代表」チーム。森岡薫、渡邊知晃、そして本来であれば星翔太だったが欠席のため、中井健介が急遽参加。攻撃的な姿勢からゴールを狙うスペシャルチームだが、一瞬のスキをつかれ「ぶすーず」に得点を奪われる。同点に追いつけば10万を阻止できるが、「ぶすーず」の守備を崩せず0-1のまま「ぶすーず」が勝利して、10万円がプラスされた。
最後は「元Jリーガー」チーム。試合前から「シュート1本は狙っていきたいです」と語っていた玉田が藤本と交代してピッチに入ると、すぐに遠目から左足を振り抜いた。2006年ドイツW杯のブラジル戦のゴールを彷彿させるような完璧なシュートをゴールに突き刺して先制。その後「ぶすーず」が1点を返し、反撃に出る。しかしバトルに終止符を打ったの、左利きの森崎。右足でボールを運び、ギャップを作ってそのまま右足で正確にシュート。これが決まり、2点先取した「元Jリーガー」が勝利。
ボーナスチャレンジは1つ勝ったため、「ぶすーず」が獲得した賞金は総額20万円となった。
またこのイベントではほかにも、「FREESTYLE FOOTBALL JUDGE」も行われ、U-15カテゴリーではバク転技を得意とする女の子「sora」が優勝。
トップカテゴリーでは、柔軟性を武器にオリジナルなスタイルで攻める「Leon」が数々のトリックを成功させて優勝。
3×3と共に会場を沸かせ#アソビタオセた。
ボールひとつあれば、どんな形でも#アソビタオセることを、改めて感じられた一日となった。